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地域で取り組む再エネ学ぶ/とかち支部

2025年10月15日

白糠町での事例を学びました

             バイオマス発電所視察


とかち支部環境部会と十勝農商工連携部会は、9月9日に合同の9月例会を開催。10名が参加し、白糠町のジオパワー学園掘削技術専門学校と、神戸物産白糠バイオマス発電所を視察しました。

 掘削技術専門学校は、掘削技術者を育成する国内唯一の学校で、2022年に開校し、今年度は13名が学んでいます。若い技術者を育成し、地熱活用を促進させることを目指しています。

 当日は同校の井上政史校長などから、開校の経緯や掘削技術、学生生活について説明がありました。校内には体験しながら学べるシミュレーターや、高さ43メートルにも及ぶ掘削機の実物があり、それぞれ説明を受けながら熱心に視察。参加者は、その大きさに圧倒されていました。

 続いて、隣接する神戸物産白糠バイオマス発電所に移動。18年に稼働したこの発電所では、近隣の未利用間伐材を活用し、1時間あたり約6・2メガワットを発電しています。同所の藤本鉄也所長が概要を説明し、ほぼ年間を通して稼働しているという発電設備を見学しました。

 視察後には「白糠町でのこのような動きに驚いた」などの声があり、地域資源を活用した再生可能 エネルギーの可能性を考える機会となりました。