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とかち支部農業経営部会が第35回収穫感謝祭/十勝の農業、食の豊かさ広めて

2025年10月15日

タマネギ詰め放題コーナー

          子どもから大人まで4000名が集う

                音更町で開催


とかち支部農業経営部会(三浦尚史部会長、部会員137名)は8月31日、音更町アグリアリーナで第35回収穫感謝祭を開催しました。会員や社員、地域住民ら約4000名が十勝の豊かな味覚を満喫しました。

 同部会が発会した1989年から、コロナ禍の中断をはさみ「農業への理解を地域に広めよう」と毎年開催してきた収穫感謝祭。今年は支部設立50周年記念事業の一環としても位置付け、節目の開催となりました。

 恒例のジャガイモとタマネギの詰め放題コーナーには、午前10時の開場と同時に多くの来場者が詰めかけ、10リットルの袋に大地の恵みをいっぱいに詰め込む姿が至る所で見られました。また、目玉企画の「十勝食べ比べ3本勝負」では、ジャガイモ・牛肉・ソフトクリームを来場者が食べ比べ、人気投票で順位を決定しました。ジャガイモ6種をフライドポテトにした「じゃが―1グランプリ」、牛肉5種を1本の串焼きにした「肉―1グランプリ」、ソフトクリーム3種を比べる「ソフト―1グランプリ」には、合計1000名以上が参加しました。

 会場には飲食や農産物の直売を中心に18店が並び、バターや豆腐、ピザ作りの体験コーナーも好評でした。100台の焼台も開放され、前売りチケットを購入した来場者は、豊西(とよにし)牛の焼き肉に舌鼓を打ちました。会員企業から提供された豪華賞品が当たるビンゴ大会も開かれ、子どもから大人まで幅広い世代が農業と食の魅力に触れる一日となりました。

 来場者からは「じゃがいもがとても甘くて驚いた」との声も聞かれました。三浦部会長は「多くの方に楽しんでもらい嬉しい。これからも地域に愛されるイベントとして続けていきたい」と語りました。十勝の実りと農業者の思いを伝える収穫感謝祭は、今年も大盛況となり、十勝の食の豊かさを改めて感じさせるものとなりました。