役員としての学びを自社に生かす/札幌支部
2025年09月15日

札幌支部は8月19日、オンライン併用で役員研修会を開催し、70名が参加しました。「役員の役割を考え、より良く活動する中で自らの学びを深めようー同友会運動を知り、自社経営に活かすー」をテーマに、鈴木暁彦副支部長(拓北電業社長)が報告。支部の歩みを振り返りながら、同友会をどう活用し、役員として何を学び、自社でどう実践していくのか考えました。
初めに鈴木氏は、支部活性化プロジェクトの歴史を振り返り「同友会三つの目的の実践のために、運営のルールと役員の役割を明確にし、ざっくばらんに学び合える会づくりを目指してきた」と報告。「例会準備から当日まで、関わる全ての人が目的を共有して運営することは、経営指針に基づくブレない企業経営にも通じる。こうした学びを大切にした役員になろう」と呼び掛けました。
さらに鈴木氏は、支部共育委員会や研修会での学びをもとに、独自の社内研修も行ってきました。「同友会の学びを社内に持ち帰り、社員と共に自社の課題解決に取り組み、その成果を会内に広め活用する。そうした学びと実践の積み重ねで、共に企業の成長を目指すという、同友会運動の原点を大切にしてきた」と強調し「互いに刺激しあい共に成長し、深いつながりを持つ仲間づくりを進め、相手の身になって物事を伝え、時には苦言を呈する仲間づくりを」と強調しました。
参加者から「今回の学びを地区会、委員会に還元したい」「歴史から学び、未来に向けて行動する姿勢を活かしたい」との感想が寄せられました。