社風を変えた新卒採用/合同7月例会(札幌支部)
2025年08月15日

フジ・青木崇一社長ら報告
札幌支部中央東地区会と支部共同求人委員会は7月17日、合同例会を開催し33名が参加しました。
「新卒社員が辞めない社風づくりとは?~夫婦二人三脚!地場機械メーカーの挑戦~」をテーマに、フジの青木崇一社長(共同求人副委員長)と青木智穂氏が報告。崇一氏は、東日本大震災と2014年の消費増税による二度の産業食品機械の受注減、社員の職人気質と高齢化、手狭になった社屋移転など、山積する課題を乗り越えてきた実践を報告しました。
そして、同社初の新卒採用挑戦に至る経緯と覚悟に触れ「新卒採用ができたのは、同友会で委員会活動に参画したおかげ」と述べました。
智穂氏は、異業種から同社へ入社。製造現場で工程管理等の基礎を一から学び、既存社員・新入社員と崇一氏をつなぐ潤滑油の役割を果たしています。新卒社員との関わりを通じて社内に明るく風通しの良い雰囲気が生まれ、社員が自発的に意見を出し合う風土が醸成されつつあることを報告しました。
上原伸也共同求人委員長は「新卒採用という高いステージで自社を磨き、中途採用や社員定着にも好循環をもたらす一歩を踏み出しましょう」と提起しました。グループ討論では参加者が悩みや実践を語り合い「新卒採用は考えてもいなかったが取り組みたい」との声が上がりました。