世界に影響ある農家に/とかち支部農業経営部会
2025年05月15日

トゥリーアンドノーフ
徳本修一社長が講演
とかち支部農業経営部会は4月9日、第37回定時総会を開催し、81名が参加しました。記念講演ではトゥリーアンドノーフ(鳥取県)の徳本修一社長が「真の持続可能な農業の為に、私は世界で最も影響力のある農家になる」をテーマに講演しました。
徳本氏は2012年に異業種から新規就農し、現在は105ヘクタールの農地で水稲や飼料作物の生産を行っています。6次化やEC事業、飲食業などに挑戦したものの成果には至らず、現在は土地利用型農業に特化。湛水直播や不耕起栽培といった先進的な農法を取り入れ、持続可能な農業を目指しています。「農業を科学的に捉える視点が生産・収益の基本」とし、「科学的視点」「数字」「変化」「人」「発信」を大切にしていると語りました。
参加者からは「熱量に引き込まれた」「発信の大切さを再認識した」「世界的な視点を学んだ」と感想が寄せられ、農業の未来を考える刺激に満ちた総会となりました。