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地域と共に、持続可能なまちづくり/くしろ支部摩周地区会

2025年05月15日

弟子屈町の将来像を語る德永町長

            德永哲雄 弟子屈町長が講演

4月10日、くしろ支部摩周地区会第21回定時総会が開催され、来賓を含め25名が参加しました。

 第1部総会では、宮田歓朗地区会長(宮田電気社長)の挨拶の後、小・中学生へのキャリア教育の実施、会員歴や業種の垣根を越えた交流促進などの新年度活動方針・役員が承認され、坪井智裕氏(弟子屈車輌興業社長)が新たに地区会長に就任しました。

 第2部では、德永哲雄弟子屈町長が「水と森と人が共に輝き、活力あふれる自立したまちを目指して」をテーマに講演しました。

 德永氏は、町の基盤となる自然と産業の共存を柱としたまちづくりについて報告。「持続可能な農林業や観光業の発展には、自然との調和が不可欠。地域が一体となったエコツーリズムや地熱活用プロジェクトも進んでいる」と述べ、今後のビジョンを語りました。

 また、未来を担う人づくりに向けて「地域ぐるみで子どもたちを育てる環境が、人を輝かせる」と語り、教育や人材育成の取り組みの重要性を強調。さらに、摩周和牛やワイン、チーズなど地場産品を最大限に活用した地域活性化の実践も紹介しました。

 参加者から「地域が一体となってこそ、持続的な発展が可能になる」と感想が寄せられ、まちづくりへの期待高まる総会となりました。