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馬場学長惜しまれながら退任/道北あさひかわ支部

2025年05月15日

変化の時代の生き方問う馬場氏

           焼鳥大学学長交代、新たな一歩


4月18日、道北あさひかわ支部の伝統行事「焼鳥金曜大学」4月例会が市内の扇松園で開催され、46名が参加しました。長年学長を務めてきた太田硝子店・馬場芳弘元会長の退任と、日新運輸森俊一社長の新学長就任を記念する特別企画となりました。

 2006年から学長として当時存続が危ぶまれていた同大学の継続と発展に尽力してきた馬場氏。若手とベテラン経営者が共に学ぶ場を牽引してきた功労者です。菅原組 菅原吉孝社長の進行で「大きな変化の時代をどう生き抜くか」をテーマに、馬場氏と森氏が経営者のあるべき姿や同友会活動の意義を熱く語りました。

 馬場氏は、前任者から引き継ぎ同友会に出会った頃は退会を検討したものの、参加を重ねるうち「社員と共に成長し、地域と共に繁栄を目指す企業づくりを学ぶ場」と実感し、「異業種交流を通じた人脈や学びが、経営の財産になった」といいます。そして「人間として正しく生きること、善悪を見極めること、社会に貢献することを経営の指針に据えてきた」と振り返りました。

 森氏は、馬場氏より20歳若く、新たな感覚で学びの場を運営していく決意を述べました。次代の経営者と共に歩む姿勢に、参加者からも大きな期待が寄せられました。