使命に気づき、自社イメージアップを/札幌支部
2025年04月15日

札幌支部女性経営者部会
札幌支部女性経営者部会は3月13日、「私の履歴書」シリーズ第11回を開催し、若林優子社長(栄進カッター工業)が「かっこつけずにかっこいい土木を目指す」をテーマに報告しました。
若林氏は大学を中退し、父の会社である栄進カッター工業に入社。仕事は肌に合ったものの、進学校出身であったため土木業にコンプレックスを抱えていました。しかし、会社を継ぐ予定だった兄の急逝や副社長だった母の退任を経て、仕事への向き合い方が変わったといいます。
大きな転機は2018年の胆振東部地震。幹線道路の復旧作業に携わる中で「自社の仕事はライフラインの担い手として使命がある」と強く実感しました。この経験から、従業員にも誇りを持って働いてもらうための取り組みを進めていると語りました。
その後のグループ討論では「自社の使命を見直すきっかけになった」などの意見が上がりました。