山麓地区会が新年例会/しりべし・小樽支部
2025年03月15日

経営指針の学びを経営に
しりべし・小樽支部山麓地区会は2月5日、倶知安町内で新年例会を開催し、21名が参加しました。事業承継した加藤建設工業の川上孝博社長が、実践報告しました。
父の急逝で突然社長に就任した川上社長は、組織運営や人材定着の課題に直面。「経営方針を明文化し、企業の方向性を〝見える化〟する必要性を感じた」といいます。そして、小樽での支部例会参加をきっかけに経営指針研究会に参加し、経営理念の重要性を学んだ川上氏。経営指針成文化で企業が目指す方向を明確にすると共に、実践を重ねながら柔軟に見直していくことも必要であると実感し「やりたいことよりも、果たすべき役割に目を向けるようになった」と話しました。
さらに「道研」にも積極的に参加。「異業種の経営者との本音のグループ討論で新たな視点が得られ、経営課題の整理につながった」といいます。
学びを実践に移そうと個別面談も実施。就業規則の見直しを検討するなど、職場環境の改善に取り組んでいます。今後も社内での共有を進めながら、より良い企業経営を目指す決意を語りました。