道東の自然や産業の魅力再確認/直木賞作家の河﨑秋子氏(くしろ支部)
2025年03月15日

くしろ支部は1月29日、アクア・ベールくしろで2025年新年交礼会・新春講演会を開きました。小説家の河﨑秋子氏が「作家から見る根釧の魅力と可能性」をテーマに講演。参加した120名が道東の自然や産業の魅力を再確認しました。
河﨑氏は24年に「ともぐい」で170回直木賞を受賞。現在も道東で暮らしながら、独自の視点で作品を執筆しています。「道東で育ち、その良さを深く知っているのが私の強み。自然の豊かさと人の優しさが身近にあるのが道東の魅力」と話しました。
交礼会では、曽我部元親支部長が「一人でも多くの人が新しい課題に挑戦できるよう頑張っていきましょう」と呼び掛けました。
来賓の鶴間秀典釧路市長は「人口減に負けないまちづくりを目指す」と話し、釧路総合振興局の土岐倫功副局長は「将来にわたる経済成長の施策を連携しながら取り組む」と挨拶しました。
祝宴では、日本銀行釧路支店の鈴木正信支店長が乾杯の音頭を取り、親睦を深めました。