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【新年度戦略】新技術で安全なカーライフ/自動車学校・北海道モビリティスクール(旭川市)

2025年03月15日

きめ細かい指導で幅広いニーズに対応
佐藤光 代表取締役


        新技術で安全なカーライフ   
  

 当社は1976年に北工学園モータースクールとして設立され、運転免許の学科教習を中心に、各種運転免許の取得をサポートしています。2018年には北海道エネルギーグループに加わり、ペーパードライバー向けの講習やオンライン学科教習、ドローン教習も導入するなど、幅広いニーズに応えてきました。

 地域の方々に一層安心・安全なドライブを楽しんでもらおうと、昨年は道北エリア初の「セフモプログラム」を導入しました。このプログラムはAIを活用して運転技能を可視化し、評価と支援を行います。運転中の映像を録画し、AIが急発進や急ブレーキといった運転のクセを検知。指導員から具体的なアドバイスを受けることで、運転技術を向上させることができます。昨年は無料体験会を開催し、安全運転の普及に努めています。

 新年度からは更にデジタルツールを活用し、教習原簿の廃止に取り組みます。従来の紙ベースの記録では、人為的なミスによる誤入力のリスクがあり、利用者にとっても手続きが煩雑でした。電子化によってこれらの課題が解消されると共に教習記録の管理が効率化され、履修状況をリアルタイムで把握できるようになり、よりきめ細かい指導が可能になります。さらに、記録をデータとして管理できることで情報漏洩のリスクが低減し、書類の削減による環境負荷の軽減も期待できます。

 旭川は自家用車が必須な上、冬期間はより大きな危険が伴います。今後もさらに新技術を活用し、地域の皆さんがより安全・安心なカーライフを過ごせるよう貢献し続けたいと考えております。