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念願のイチゴ栽培始める(オホーツク支部美幌地区会例会)

2025年02月15日

報告する鎌田取締役

          カマダファーム 鎌田取締役が報告

オホーツク支部美幌地区会は1月16日に2025年新年例会を7名の参加者で開催。網走市で農業を営む、カマダファームの鎌田賢征取締役が「イチゴ栽培に挑んだ2024年を振り返る」をテーマに実践報告しました。

 鎌田氏は、就農時からオホーツクでイチゴ栽培を目指していました。昨年、後継者が入社したことや知人のイチゴ栽培農家が離農し、機材の一部を提供してもらえることとなり、通年で実をつける四季成りイチゴ「夏のしずく」の栽培を始めました。

 同社は畑作中心のため、イチゴ栽培の知識や技術は無く、予定した時期に実がつかず、YouTube動画など独学で学び、試行錯誤を重ね栽培を続けました。

 当初の予定より遅れ9月に花が咲き、10月末まで観光農園を営業。生産量の検討がつかなかったため、宣伝もほとんど行わず、個人SNSを通じた発信や来園客の口コミを頼りに営業しました。地面から1メートルほどの高設栽培を採用し、誰でも収穫しやすい環境づくりや車イス対応のトイレも設置しました。

 最後に鎌田氏は「2年目の今シーズンは、宣伝にも力を入れて、多くの方にお越しいただける観光農園を目指したい」と、抱負を語りました。