注目集める苫東地域/ 苫小牧支部
2025年02月15日
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先進性を見据えて
苫小牧支部は1月22日、市内の新苫小牧プリンスホテル和で2025年新春講演会と新年交礼会を開きました。苫東の辻泰弘社長が登壇し「地域経済の未来と可能性」をテーマに講演。参加した87名は東胆振地域が持つポテンシャルを学びました。
冒頭のあいさつで佐藤元信支部長は「日々のアップデートが重要だ。これからは情報を読み取って、柔軟に対応できる会社が生き残る」と呼び掛けました。
新春講演会では、苫東の辻社長が進出企業の事例などを紹介。広大な土地や雪の少なさ、交通物流の充実を利点とした上で「近年は関心が高まり、さらに進出企業が増えている」と話しました。
今後の苫東についても言及し「GXの波に乗り遅れず、先進性を忘れないことが重要。半導体産業の動向は冷静に把握し、立地企業のフォローを徹底したい」と目標を掲げました。
続く新年交礼会には、来賓として関俊一胆振総合局長や小名智明苫小牧市産業経済部長らが出席。苫小牧商工会議所の関根久修副会頭の発声で乾杯しました。