【我が社の自慢 82】NPO法人ピーシーズ(旭川市)
2025年02月15日

地域で支えあうフードバンク
我が法人の自慢は、「支え合い」を形にするフードバンク事業です。
企業や個人から提供された食品を困っている方々へ無償で届ける「フードバンク」は、障がいのある方が就労に向けた経験を積む場にもなり、地域とのつながりを深めています。
当事業は「社会的弱者による社会的弱者のためのソーシャルビジネス」を掲げ、2016年7月にスタートしました。多くの方にご協力いただき、旭川浴場組合には、事業開始時から市内5カ所の銭湯に食品回収ボックスを設置するなどのご支援をいただいています。
現在、身体や精神に障がいを抱える約20名が日々作業に励んでいます。食品の仕分けや、市内の食品回収ボックスからの回収作業を担当しています。また、空き時間には軽作業を行い、多様なスキルを身に付けています。今年度は、余った食品を回収拠点に持ち寄る「フードドライブ」を旭川市内のスーパーや官庁で実施し、支援の輪が広がっていることを実感しています。
障がいのある方や地域で困っている方だけでなく、地域の様々な人や団体が関わるフードバンクとして、今後も取り組みを続け、支援の輪を広げていきたいと考えています。
設立=2016年、会員=代表・井上俊一、事業内容=社会福祉業、社員数=5名 |