新支部長に聞く／道北あさひかわ支部長　大谷 薫 氏（デザイントーク 代表取締役)

2024年10月15日

会員同士の交流図る

　道北あさひかわ支部では、2020年から4年間支部長を務めた森俊一前支部長に代わり、支部初の女性支部長として大谷薫氏が就任しました。

　―就任の抱負と方針について教えてください。

　まず、スローガンとして「ともに育つ　企業づくり、地域づくり、未来づくり」を掲げました。これには、企業が1年、3年、5年と着実に成長し、未来へ向かう姿をイメージしています。今年度の重点方針は3つあります。

　1つ目は、会員同士の意見や経験を分かち合い、企業価値を高めることです。同友会は、新しい企業から老舗まで、多様な企業の経営者が集まる場です。経営課題は様々ですが、互いにフラットな立場で学び合い、企業を成長できるのが同友会の強みです。会員1人ひとりの専門性を生かし、学びを深めることで企業のブランド価値を高め、地域に必要とされる企業になることを目指しています。

　2つ目は、会員相互のビジネスマッチングを通じて地域経済に貢献することです。会員同士のつながりを通じて、新たなビジネスチャンスを創出し、地域経済の発展に寄与したいと考えています。

　3つ目は、社員が学び成長できる場を提供することです。企業の成長には、経営者だけでなく社員の成長が欠かせません。経営者と社員が同じビジョンを共有し、共に成長することで、企業の飛躍と繁栄が実現します。私たちは、社員の能力を引き出すための機会を提供し、未来を見据えた人材育成に力を注ぎたいと考えています。

　
―今後の取り組みについて教えてください。

　今年度は、支部全体の会合を見直し、質の向上に努めます。委員会間の連携を強化し、参加者が共感できる学びの場を提供するとともに、異業種会員間の交流も進めていきます。これらの活動を通じて「良い会社づくり」を推進していきたいと考えています。