ChatGPTで文章など作成 生成AIの基本や活用例報告/苫小牧支部9月例会
2024年10月15日
苫小牧支部は9月9日、9月支部例会を開催しオンラインを含め107名が参加しました。
「もはや知らないは通じない!~生かすも殺すもあなた次第!生成AIの力を発揮せよ~」をテーマに、ティーエヌエヌシステムズの中村誠社長(苫小牧支部)が生成AIの基本や種類などを、実演を交え報告しました。
中村氏は生成AIの一つであるChatGPTを活用し、参加した会員企業のチラシから1週間分の献立を提案し、金額やレシピまで検索できることを紹介。また別の企業の飲食メニューをもとに、SNSの投稿文を作成しました。さらに会議音源を元にした議事録作成や、売上データから販売アイデアを検索するなど、AIのサポートを上手に活用することで事務効率の向上や事業アイデアが広がることを報告しました。一方で、AIを悪用した偽物(ディープフェイク)による被害が多いことや情報漏洩防止のため企業の極秘情報は入力しないなどセキュリティ対策の必要性について注意を呼びかけました。
参加者からは「興味はあったが手を出せずにいた。自社で活用したい」「人間が書く文章の良さを残し、AIによる効率化もうまく使い分けたい」など、活用に向けた感想が多く聞かれました。