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採用難時代、連携が不可欠/共同求人委、学校教職員と懇談会

2024年10月15日

学校・企業がグループ討論


 全道共同求人委員会は8月30日、恒例の学校教職員と企業との懇談会を開催しました。

 学生の就職活動の現状を学校・企業双方が理解し、地域企業としての対応を考えようと企画。弘前大学や函館、網走方面など各地から大学・専門学校・高等技専22名、企業より46名が参加しました。

 北海道教育大学岩見沢校の宇田川耕一キャリア副センター長と北星学園大学就職支援課小塚賢課長が、学生の就活動向を報告。宇田川氏は「岩見沢校卒業生の約6割は民間企業に就職し、さらにその6割は札幌や道内で就職しており、地域企業との連携が不可欠」と語りました。

 その後11グループに分かれ「就活生の現状と企業の課題」をテーマにグループ討論しました。就活早期化で多くの学生が振り回され不安や焦りを感じており、就活を早く終わらせようと企業研究が不十分のまま就職し早期離職が増えているといいます。学校から「アルバイト代わりでなく、働くこと生きることを伝えるインターンシップを実施してほしい」との声もあり、企業の取り組みについて忌憚の無い意見交換となりました。

 参加者から「もっと双方で話し合う場が必要」「学生と企業が働くことや社会課題を共に考える機会を」「キャリア講座や授業への講師派遣で地元企業を知る機会を増やそう」などの提案が寄せられました。