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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

社会的養護の現状学ぶ/札幌支部中央東地区会インクルーシブ委員会7月合同例会

2024年09月15日

一歩踏み出すことの大切さを確認

札幌支部中央東地区会と支部インクルーシブ委員会は7月24日、7月合同例会を豊平館で開催し、29名が参加しました。

 「同友会からみる社会的養護のあり方」をテーマに2部構成で実施。第1部は柳川久美子インクルーシブ委員長(ライズエンジニアリング取締役)が、委員会の概要と、京都同友会を参考にした「障がい者問題」からの委員会名称変更(2020年)、それを機に進めてきた社会的養護に関わる活動を報告しました。

 第2部は、地区会員企業の若手社員が自らの生い立ちを振り返りざっくばらんに報告。児童養護施設に入所していた頃出会った会員経営者との交流や、社会人としての体験をリアルに語りました。「親切な経営者の方と知り合い、成長することが出来幸運でした。皆さんも社会的養護を必要とする子どもたちに少しでも関心を持ち支援の手を差し伸べてほしい」と述べました。

 酒井圭介地区副幹事長(OWL社長)は自身の実践を紹介し「考え過ぎず一歩踏み出すのが大切。報告を聞き感じるところがあれば、行動に移しましょう」と結びました。

 同友会が提唱してきた地域社会からの信頼に応える企業づくりや、地域の人々と共に育つ環境づくりの意義を実感する例会となりました。