中小経営課題解決策 競うハッカソン開催/はこだて未来大学生
2024年09月15日
公立はこだて未来大学の学生が地元中小企業の経営課題解決策を競う「ハッカソン」が8月5日から8日まで同大で開かれました。
函館支部道南みらい創造委員会、政策委員会が協力し、IT導入支援のiDea(佐々木翔太社長、支部会員)が主催。学生が社会課題解決に挑戦できる機会を提供しようと企画しました。IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対してソフトウェアやサービスを開発し、アイデアの斬新さ、技術の優秀さなどを競うもので、学生4チーム(3名1組)が参加しました。
テーマは、水産小売業の稲場魚介苑(稲場永次社長、支部会員)の顧客情報管理。来店客との会話から購買情報をデータベース化するアプリなどが提案されました。稲場氏は「システムの活用で顧客へのアプローチが可能になる。自社の活用はもちろん、周囲へ広げていきたい」と手ごたえを感じていました。