ＨｏＰＥ8月例会／ＲＰＡ導入ポイント学ぶ

2024年09月15日

　産学官連携研究会ＨｏＰＥは8月7日、北海道大学ＦＭＩで8月例会を開催し43名が出席。ＳＣＳＫ北海道　流通システム第一部第一課の平鍋尚人氏が、「ＲＰＡ導入成功のポイント～スムーズな業務自動化の実現に向けて～」をテーマに報告しました。

　ＲＰＡ(Ｒｏｂｏｔｉｃ　Ｐｒｏｃｅｓｓ　Ａｕｔｏｍａｔｉｏｎ）とは、ロボットに業務を自動化させることで、社員を単純作業から解放し、ヒューマンエラー防止や残業削減につなげるシステム。ＲＰＡの概要や業務自動化の事例、導入成功のポイント、さらにＲＰＡとＡＩ技術の組み合わせ事例を実践的に学びました。

　平鍋氏は「人材不足や働き方改革を背景に、単純作業の自動化へのニーズが高まっている。
ＲＰＡ導入で業務改善を進めるためには、日常業務を洗い出し、担当者の育成と〝旗振り役〟を決めることが大切」と指摘。その上で「ＲＰＡ導入をきっかけに、現場主導で能動的にＩＴを活用する組織づくりを」と提起しました。