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全道役員研修会/オホーツク役員研修会

2024年08月15日

報告する中上専務理事

             同友会で学ぶ意義とは
         中上雅之専務理事が55年のあゆみ紹介


 北海道同友会は2024年度の活動の力点で役員研修会の開催を謳っています。今年度は、「北海道同友会の歴史」、「各支部での研修・学習会」、そして10月22―23日に札幌市で開催される「第52回中同協役員研修会」の3つの研修会を予定しています。

 第1回は7月2日に開かれ、全道からオンラインで57名が参加。中上雅之専務理事が「北海道同友会のあゆみ~先人の想いを受け継ぎ、未来へ~」をテーマに報告しました。

 中上専務は、1969年の北海道同友会誕生から今日までの55年のあゆみを59枚のスライドで紹介。7名の設立準備会からスタートした北海道同友会は、69年11月22日の設立総会で産声を上げます。設立にあたっては、「(当時)史上最高の景気が謳歌される中で、経営者は孤独な悩みを抱えている、それを解決するためにも同友会をつくりましょう!」と訴えたといいます。設立総会で提起された運動方針には、現在へとつながる方針が多数あり、「先人の先見性には驚くばかりです」と語ります。

 バブル崩壊後の金融機関の貸し渋りに対抗するために全国で101万署名を集めた「金融アセスメント法制定運動」が、中小企業憲章制定運動へと発展した経緯も紹介。同友会が地域経済に果たしてきた役割や、今後の発展に向けた展望についても触れました。

 最後に「入って良かった、会員を続けて良かった、おかげで会社が良くなったと実感する会員を広げていくのが、同友会の役員です。歴史を前進させる主体者として、同友会で学び合う意義を問い続けながら、共に歩んで参りましょう」と述べ、報告を締め括りました。

 ◇オホーツク道研に向けプレ報告・グループ長研修  
オホーツク支部は7月22日、オホーツク道研のグループ討論を充実させるために「道研グループ長研修」と、第8分科会プレ報告会を役員研修会として開催。支部役員と道研実行委員20名が参加しました。ツムラ津村健太社長の報告をもとに、改善点などを確認。「学び方を学ぶ」研修となりました。