121名が経営の本質考える／札幌支部北地区会7月例会

2024年08月15日

札幌支部北地区会は7月9日、エルプラザで7月地区例会（支部全会員へ告知）を開催。元連続起業家・投資家の小野龍光氏が「真に価値のある事業とは」をテーマに講演し121名が参加しました。

　年商100億円超のＩＴ起業家でありながら、2年前に経営の第一線を退いた小野氏。インドやミャンマーでの体験を経て、脳科学や人類史を学び経営の本質を見つめ直します。小野氏は「資本主義や企業の規模拡大を否定する意図は全くないが、誰のために、何を目的に経営をしていますか」と参加者へ問いかけました。さらに「外部環境の厳しさが増す中でグローバルな視点を保ちつつ、経営者や家族・従業員など身近な人々の健康と幸福を実現させることが経営の本質であり、長い目でみると自社の差別化にもつながるのでは」と提起しました。

　参加者からは「学ぶことが多く、改めて自社の経営を振り返る機会になった」と感想が寄せられました。