一つでも多く学べる例会と仲間づくりを/札幌支部中央北地区会
2024年07月15日
札幌支部中央北地区会は5月23日、新年度初の地区例会を開催しました。新地区会長に就任したツーエイ クルミ薬局の赤崎幸三社長が、自社の歩みと同友会での学びを報告しました。
札幌で調剤薬局を経営する赤崎氏は、2015年に厚生労働省が門前薬局からかかりつけ薬局への再編ビジョンを示したことを機に、業界の潮流を捉える学びの場を求め17年に入会。21年に経営指針研究会を受講し変化が始まりました。自社の歴史と自分の歩みをシートにまとめることで業績の伸び悩みが明らかになり、「前向きに新たな挑戦をする社員が育つ企業」を目指すには経営理念が大切であると気づきます。研究会修了後はフィロソフィ手帳を作成し、社員と読み合わせを始めますが「これは本当に社長自身の言葉ですか?」と社員から疑問を投げかけられ、自分自身の思いを込めた理念へと練り直しています。
参加者からは「経営理念が社員とのコミュニケーションに役立つと思わなかった」との感想や、「自分と自社も時代にあわせて変化するために学び続けたい」との声があり、赤崎氏は「参加した会員が一つでも多く学べる例会づくりと、悩みを率直に話せる仲間づくりにこだわりたい」と地区会長の決意を語りました。
「出会える・学べる・楽しめる」をスローガンに掲げた中央北地区会の学びが始まりました。