経営者の学びの場充実を/函館支部
2024年06月15日
24年度活動方針を承認
函館支部は4月22日、函館市内のプレミアホテルキャビンプレジデントで第53回定時総会を開きました。102名が出席し、管内企業の経営環境改善に向けた支援や、経営者の学びの場の充実などに取り組むことを申し合わせました。
あいさつした嘉堂聖也支部長は、観光客が増えにぎわいが戻る中でも「経済の好循環を実感できていない人も多いのでは」と厳しい状況が続いていることを指摘しました。「会員企業が、社会情勢のさまざまな変化に対応できるような体制構築が重要」とし、支部活動を通じて情報交換を密にする考えを示しました。併せて、参加したくなるような企画を役員が中心となり考える意向も伝えました。
池川和人代表理事は24年度の北海道同友会の活動方針を説明。「経営環境は、技術の進歩や社会の加速度的な変化を受けて複雑化している」とし、経営指針づくりや強靱な企業体質になるための活動の重要性を語りました。
議事では24年度活動方針案と予算案を承認。会員増強に向けた取り組みとして、委員会や地区会、部会活動など実践的で満足度の高い学びの場を提供し、入会を呼び掛けることを確認しました。
総会後には方針発表会を開き、各委員会の代表者が、会員相互の交流や担い手の確保、販路拡大支援など、それぞれの活動計画を披露しました。