堀井伊達市長が講演/西胆振支部
2024年06月15日
多様な市民ニーズ捉えて
西胆振支部は5月13日に支部5月例会を開催し、「行政と企業~地方行政と地元企業とのより良い関係性を考える」をテーマに、伊達市の堀井敬太市長が講演しました。
同市出身の堀井氏は、大手監査法人の自治体コンサルを経て、2023年に市長に就任しました。「UptoDate」を掲げ、「多様化する社会課題や市民の悩み、ニーズを捉え自ら行動し、まちの未来を創造しよう。そして無謬性から脱却し、前例にない対応が求められていることに楽しさを感じてほしいと市職員に呼び掛け、人材育成を進めている」と報告。本紙5月号の新入社員意識調査にも触れ、「多様なチャンスやキャリア形成が見える組織作りをすることで離職を防止し、職員の幸福度向上にも努めたい」と語りました。
さらに伊達市が目指す「子どもの笑顔が真ん中にあるまち」という基本理念についても触れ、「『消滅可能性自治体』と言われる中、雇用や教育、医療や福祉等の充実を図り、住み続けたいと魅力を感じる伊達市を目指していきたい」と述べました。
参加者からは「産業の課題や今後の展望など、さらに聞きたい」との要望や「これから伊達市は変わっていくのではないか」など多くの期待が寄せられました。