社員の主体性引き出し社会情勢変化に対応を/しりべし・小樽支部
2024年03月15日
しりべし・小樽支部は1月29日、小樽市内のニュー三幸本店で2024年新年交礼会を開きました。来賓を含めて75名が参加。新春講演会に登壇した藤井幸一代表理事は医療食の開発など新たな挑戦を報告したほか、社会情勢の変化に対応するには「社員の役割を明確にし、主体性を引き出すことが重要」と呼び掛けました。
藤井氏が社長を務めるサンマルコ食品(本社・札幌)は冷凍のコロッケやグラタン、春巻きなどを製造し、道内外で販売しています。
コロナ禍は一段落したものの、円安、エネルギーの高騰といった経営環境に苦しみ、冷凍食品をメイン事業に据えつつ、医療食の開発に取り組んでいることを説明。塩分を下げながらもおいしく、飽きの来ないメニューの確立を目指しており「将来、この事業が一番の柱になるよう育てたい」と展望しました。
先が見えない時代だからこそ「変革のチャンス」と強調。その実現には「社員が自分事ととらえることが大切。それぞれの役割が明確に分かれば、自分の判断で行動するようになる」と述べました。