新しい学びの場を震災復興機に創造/HoPE2月例会
2024年03月15日
産学官連携研究会HoPEは2月14日、道総研プラザで2月例会を開催し、来場とオンラインで30名が参加しました。安平町教育委員会の永桶憲義教育次長が、オンラインで「震災からの復興と、魅力ある義務教育学校・安平町立早来学園の挑戦」を語りました。
2018年9月の北海道胆振東部地震では同町も震度6強の激甚災害に見舞われ、町内6校の小中学校のうち1校が深刻な被害を受けました。校舎復旧費も巨額になることから、町民と共に震災後の復興の象徴ともなる小中一貫での学校づくりを検討。1~9年生が学ぶ義務教育学校として、23年4月に安平町立早来学園を開校しました。
「地域と共に新しい学びの場」と位置づけて校舎を設計。教室や職員室の配置を工夫し、多目的に活用できる特別教室も設置しました。子どもと大人が共に学び、文化やイベントは町民に開放。子育て・教育を核とした地域活性化を目指す拠点として、多彩な取り組みが始まっています。