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陸稲栽培に挑戦/オホーツク支部例会

2024年03月15日

今井ファーム 今井貴祐代表が報告

 

報告する今井代表

 オホーツク支部は22日、北見市内で2月例会を開催し、29名が参加。「陸稲栽培に挑戦!米づくりから描くオホーツク農業の未来」をテーマに、今井ファームの今井貴祐代表(オホーツク支部会員)が報告しました。

 

 日本では水田で稲を栽培する水稲が主流ですが、今井氏は2023年、畑で稲を栽培する陸稲に挑戦。4月の播種から約1カ月後に発芽し、雑草に悩まされながらも9月末に収穫することができました。小麦や大豆で使用する農業機械の転用が出来、設備投資や労力など生産コストも抑えられる上、輸出したりバイオマスプラスチック原料に活用する可能性も秘めています。水稲に比べメタンガスの発生がほぼゼロのため、環境負荷の少ない栽培方法も特徴です。

 

 参加者は水稲と陸稲の米2品種を食べ比べ、好みの米を選びました。どれが陸稲米か分からないほど味に違いが無く、陸稲米が水稲米と遜色ないことに驚きが広がりました。

 

お米を食べ比べ意見交換しました