年末賞与結果まとまる
2024年01月15日
7割が支給予定
物価高など配慮し3.7%アップ
23年度夏期賞与と暖房手当も調査
北海道同友会が会員企業5705社(昨年9月末時点)を対象に実施した「年末賞与の腹づもり、夏期賞与の実績、暖房手当に関するアンケート」がまとまりました。この調査は昨年11月8日までに回答のあった327社分についてまとめたものです。回答企業の平均資本金は2468万円、平均従業員数は38・3人です。
年末賞与の支給を予定している企業は回答数の73・7%(前年度73・9%)。支給予定額は全道平均で41万7015円、前年度比3・7%の増加となり物価高などに配慮した形になりました。地域別では札幌地域4・5%増加、札幌以外3・3%増となりました(表1)。
業種別では「建設関連業」「製造業」でアップ率が4%を上回りました。金額は「製造業」以外で40万円を超えました(表2)。
夏期賞与は回答企業の78%が支給しました。支給額は対前年度比で札幌地域が5%増、札幌以外は3・6%増となりました(表3)。業種別では流通・商業以外が4%を超えました。
パートタイマーの年末賞与は、回答企業の26・1%が支給を予定しています。平均額は前年比0・4%アップの6万4710円となっています(表4)。
暖房手当は、支給なしと回答した企業が全道で50・8%(昨年度53・2%)になりました。地域別では札幌地域、札幌以外で前年度比プラスとなっています。
業種でみると「製造業」準世帯主、独身者で若干のマイナスにはなりましたが、他はプラスとなっています(表5)。
詳細は北海道同友会ホームページに掲載しております。ご覧ください。