同友会で困難打開を/藤井幸一代表理事メッセージ
2023年10月15日
仲間の実践から学ぼう
原点大切に、顔の見える活動推進
2023年度の下半期を迎えるにあたり、藤井幸一代表理事からのメッセージをご紹介します。
依然として厳しい経営環境
今年5月から新型コロナウイルス感染症は第5類に指定され、社会の動きもコロナ前に戻りつつあります。しかし一方で道内経済は、ゼロゼロ融資の返済開始、資材・原材料やエネルギー価格の高騰、賃金の上昇や深刻な人手不足・採用難、そして低迷する個人消費など、厳しい経営環境に直面しています。
仲間の実践から勇気をもらう
どんな困難に直面しても、私たち経営者には経営を維持し発展させる責任があります。各社の実践は、豊かな教訓に満ちています。
私も、会員企業の奮闘に勇気をもらいました。「厳しい時こそ経営状況を開示。社員の自覚も高まり全社で課題を共有した」、「訪問営業からデジタルセールス部隊を立ち上げ、新たな営業スタイルを確立中」、「お客様と課題を共有し、一緒に乗り越えようと信頼関係を強化している」、「給与を上げ、業務を見直し休日を増やして社員も安心し、採用も優位になった」。各社の実践に学び、当社でも新事業にチャレンジしています。こういう時こそ同友会を活用し、全社で打開の道を切り開きたいものです。
困った時こそ同友会
「孤独な経営者をなくそう」―この合言葉が、1969年11月に設立された北海道同友会の原点です。会社はどうすれば良くなるのか?尽きない経営の悩みや困りごとを持ち寄り、打開の道を探究しましょう。困った時こそ、お気軽に同友会にご相談ください。
会員同士の顔の見える活動を
2023年度の北海道同友会のスローガンは、「同友会運動の原点に立ち戻り、会員同士の顔の見える活動を推し進めよう」です。
9月末には各支部長からの手紙を全道の皆さんへお送りしました。私も手紙を読み、各支部長の熱い想いに触れました。厳しい時代だからこそ、原点を大切にし、顔の見える活動を推進します。同友会で共に学び合いましょう。