新副代表理事に聞く/本田 哲氏(本田興業 代表取締役)
2023年10月15日
会員同士が繋がり化学反応
同友会の理念浸透、会員に寄り添う
―就任の抱負をお聞かせください。
私は毎年〝夢リスト〟を作成しており、その中に〝北海道同友会の代表理事になる!〟とあります。これはその任に就けるような良い会社、良い経営者になるという意味です。
この度、副代表理事に就任させて頂きました。私も会社もまだその任には及びませんが、自らを鍛えるチャンスとして、北海道同友会の発展に力を尽くしたいと思います。
―副代表理事として取り組みたいことをお聞かせください。
まずは、代表理事のサポート役に徹します。そして、同友会理念を全道5700名の会員にしっかりと浸透させていきたいと思います。10年前と比べても、会員の同友会に対する意識が多様化しています。だからこそ、その軸を会員みんなが理解することが大切です。
同友会理念を生かして会員同士が学び合い、有機的に繋がり、化学反応を起こして成長し合うことこそ、北海道同友会の更なる進化の原動力ではないでしょうか。
支部例会や道研などを活動の軸にしっかり据えていくことが大切です。そして、会員にとって最も価値ある学びの場が同友会であることを実感してほしいと思います。
―地域・企業活性化のためには何が必要だと思いますか。
『人』につきると思います。地域、企業は『人』で成り立っており、利益は『人』が成長するための糧です。「考え」×「熱意」×「行動」の方程式で、一人でも多くの住民や社員がその解を求めようとすることが大切だと考えます。
―北海道同友会の展望をお聞かせください。
全国最多の会員数と創意に満ちた活動で、全国の同友会運動をけん引してきたのが北海道同友会です。全道に広がる会員一人ひとりに寄り添い、あたたかく魅力ある組織を目指したいと思います。そして、昨日よりは今日、さらに明日へと、さらなる峰を目指していきたいと思います。