新支部長に聞く/くしろ支部長 曽我部 元親氏(北泉開発 代表取締役)
2023年08月15日
地域に特化した例会で学び深める
会員増強へ訪問活動活発化
くしろ支部では、4月の支部総会で2017年から6年間支部長を務めた長江勉前支部長に代わり、新たに曽我部元親支部長が就任しました。
―就任の抱負をお聞かせください。
今年度は715名会員を目標に掲げました。新型コロナ感染症の影響が一段落したことから、会員訪問や未加入の経営者への訪問活動を活発に行い、同友会の魅力を伝えながら会員増強に努めています。また、原材料の高騰や物価高など、私たちを取り巻く経営環境は依然として厳しいですが、会員と事務局が共に学び共に育ちあう支部づくりを進めていきます。
―新たな取り組みをお聞かせください。
今年度から新会員を招いて、役員との昼食会を定期的に行っています。食事を共にしながら会話をすることで人柄を知ることができ、距離がグッと近づきます。その後の例会などでお会いした時には、さらに踏み込んだ会話もできるし、何よりのフォローになると思います。
一方で、根釧に跨る広範囲な支部において会合への結集が課題です。今年度からは各専門委員会が経営指針・社員共育・求人活動等をテーマに支部例会を企画し、多くの会員が参加したくなるような例会づくりに取り組んでいます。
2016年に釧路・根室・南しれとこの3支部が統合して、くしろ支部が誕生しました。豊かな自然を背景にした当支部には、酪農業や水産業といった1次産業の事業者が多く、様々な活動を通して、会員同士の連携が進んでいます。
また、8つの地区会があり、地元高校との就職懇談会や各地の条例に関する勉強会、歴史を学ぶ連続講座など、それぞれの地域に特化した例会を開催して学びを深めています。今こそ原点に立ち戻り、同友会理念に照らし合わせた活動を展開し、「人を生かす経営」の総合実践で同友会運動をさらに前進させていきます。