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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

同友会で学ぶ意義とは/23年度全道役員研修会

2023年08月15日

問題提起する佐藤紀雄参与

 

 2023年度全道役員研修会が始まりました。「同友会づくり」「企業づくり」「地域づくり」を3講で学びます。

 

 第1講は623日に開かれ、全道からオンラインで63名が参加。佐藤紀雄参与が「同友会運動の歴史と理念」をテーマに問題提起しました。

 

 初めに、19697月の北海道同友会設立の呼びかけ文を紹介。そこには、経営者の孤独な悩みを解決するために、北海道にも同友会をつくろうとの熱い期待が込められています。佐藤氏は「同友会役員として、先輩から何を受け継ぎ、どのように生かしていくかを考える機会にして頂きたい」と述べ、北海道同友会誕生の歴史的意義を指摘。

 

 そして、戦後の同友会運動の源流から、同友会理念の形成、そして「労使見解」の発表と経営指針成文化運動への発展を、時代背景を踏まえて説き起こしました。さらに、バブル崩壊後の金融機関の貸し渋りを契機に、全国で101万署名を集めた金融アセスメント法制定運動や、その成果が中小企業憲章制定運動へと発展した経緯も詳しく語りました。

 

 最後に「歴史を前に進める主体者として、同友会で学び合う意義を問い続けながら、共に歩んで参りましょう」と述べ、講演を締め括りました。

 

 第2講は828日です。

<第1講の動画はこちら(YouTube)>