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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

会員同士の繋がりで活路開こう/北海道同友会第55回定時総会

2023年07月15日

 

企業と地域の発展目指して

人を生かす経営実践

 

 北海道同友会は67日、全道12会場を結び、第55回定時総会を開催しました。当日は委任状を含めて286名の代議員が出席。同友会運動の原点に立ち戻り、会員同士の顔の見える活動を推し進めることをスローガンに、当てにされる同友会づくりと強靭な企業づくりを目指す新年度の活動が始まりました。

 

 経営者大学卒業証書授与式の後、藤井幸一代表理事が「どんな環境でも、経営者は会社を維持発展させなければならない。同友会を活用し、さらなる困難を共に乗り越えよう」と開会挨拶。岩永正嗣北海道経済産業局長、土屋俊亮北海道副知事から祝辞を頂き、物故会員に黙祷後、社会保険労務士法人熊谷・八重﨑事務所の八重﨑聖子代表を議長に選出し、議事に移りました。

 

 曽根一代表理事が2022年度の活動を総括し、曽我部元親財務・法人運営委員長が22年度決算報告。高野一夫監事が会計監査報告、石橋榮紀役員選考委員長が23年度役員を提案し、いずれも承認されました。休憩時の第1回理事会で正副代表理事をはじめとする役員を互選し、休憩後総会へ報告しました。(5面参照)

 

 議事後半では、池川和人代表理事が23年度活動方針を提案。労使見解を深化させ同友会運動の指針としてきた中同協第15回(83年札幌)・25回(93年札幌)総会宣言を踏まえ、人を生かす経営の総合実践を目指すと共に、中小企業が力を発揮する豊かな地域づくりを広め、25年度6000名会員の早期回復を呼び掛けました。さらに支部・委員会より新年度方針が発表され、新年度予算と共に承認されました。また、中同協青年経営者全国交流会in広島の藤岡秀行実行委員長が特別報告しました。

 

 新役員を代表して、本田哲副代表理事が「会員の数だけの多様な経験と豊富な知識がある。同友会活動を通じて会員同士が繋がり〝化学反応〟を起こし、自己成長を遂げ、企業と地域の発展を目指そう」と力強く挨拶し、閉会しました。