新支部長に聞く/札幌支部長 小野 浩二(秀岳荘 代表取締役社長)
2023年07月15日
5年振りに支部例会開催へ
知りあい、学びあい、援けあう
―就任の抱負をお聞かせください。
コロナ禍真っ只中の2020年から22年までの3年間、札幌支部北地区会の会長として地区会の運営に携わりましたが、会場に集まることが難しい状況が続き大変苦労しました。コロナも一段落し、会場に集まって学び合うことができるようになりましたので、より多くの支部会員の皆様と社員の方が同友会で共に学び、成長することで持続可能な企業・地域づくりに寄与していきたいと思います。
―今年度の活動方針について。
今年度は、『未来への一歩を踏み出し、次の一手を!~「人を生かす経営」の浸透を深め、実践を広げよう~』をスローガンに、経営課題の解決につながる活動を推進していきます。
活動方針の柱は①経営指針を実践する企業づくり、②人を生かす経営を基にした経営環境改善・地域づくり、③3つの目的の実現を目指す仲間づくり・同友会づくり―の3点です。
経営指針を基にした経営を行うことにより、激変する経営環境の変化に対応するとともに、社員が自主性や創造力を発揮できる魅力ある企業づくりに取り組み、地域を支える中小企業として会員企業が発展できるように活動していきます。
―新たな取り組みについて。
来年の2月には18年以来、実に約5年振りに支部例会を開催する予定です。地区会が活動のベースとなっている札幌支部において、地区会の垣根を越えて、会員の皆さんが学びを共有するとともに交流を深めることができる機会にしていきたいと思います。
経営者は孤独になりがちですが、様々な経営課題を共有し、経営者が互いの経営実践から学ぶことで、経営者同士の繋がりを深め、経営者としての資質をより高めることができます。経営者が「知りあい、学びあい、援けあう」場になるように活動します。