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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

若者が地域のカギ/南空知支部

2023年04月15日

持続可能な地域づくりを考えました

 

南空知支部が2月例会

 

 南空知支部は220日、2月例会を24名の参加で開催。北海道教育大学岩見沢校芸術・スポーツ文化学科の福原祟之准教授が「若者による地域経済活性化とマネジメント」をテーマに報告しました。

 

 福原准教授は、自身が研究する日本のプロサッカーリーグ「J3」のガイナーレ鳥取が取り組む芝生の生産事業「Shibafull(しばふる)」について説明。同プロジェクトの投資価値を、金銭的価値だけでなく、より広い価値の概念に基づいて評価や検証するためのフレームワーク「SROI」(社会的投資収益率)を用いて算定した結果を例に、金銭的な価値を生まない活動でも多くの社会的な価値を創造していることを解説しました。

 

 同校では毎年、約180名の卒業生のうち市内に留まるのは約3%という現状です。しかし、地域推進員として活動することで地域に根付いたケースや市内での起業事例も紹介され、若者が地域に残り、活躍することで地域に経済的・社会的価値が生まれると強調。参加者からは「多くの若者が地域で活躍できるように連携を強化していきたい」との意見が出されました。