屠畜場建設に期待高まる/くしろ支部釧根農業経営部会
2023年04月15日
釧根酪農・畜産フォーラム
くしろ支部釧根農業経営部会(伊藤順一会長)は3月10日、部会員が設立した釧根酪農畜産振興会と「釧根酪農・畜産フォーラム2023」を共催。会場の釧路プリンスホテルに会員など140名が来場しました。
このフォーラムは釧根の酪農・畜産の現状や発展の方向性を学ぶことを目的に開催し、セコマの丸谷智保会長(札幌支部)と和牛伝道師の渡邊麻莉夏氏が講演しました。
道内に千店以上展開しているセコマは、離島や山間部の過疎地域にも出店するなど地域のインフラとしても存在価値を高めています。丸谷氏は「これからも物流を工夫して、無店舗地域からの要請に応えていきたい」と述べました。
牛肉の海外販売促進を担う兵庫県在住の渡邊氏は「釧根の牛肉を海外に販売するには屠畜場の建設が欠かせない」と強調しました。伊藤部会長は「地元の食肉加工センター建設計画に期待している」と語りました。