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経済と文化のバランスを/函館支部新年交礼会

尾道を起点に瀬戸内を世界に発信する考えを語った山根社長

 

いっとく(広島県尾道市)山根社長

 函館支部は123日、函館市内の五島軒本店で2023年新年交礼会を開き、99名が参加しました。飲食業を展開するいっとく(本社・広島県尾道市)の山根浩揮社長(広島同友会)が記念講演し、飲食業がまちづくりに果たす役割を語りました。

 

 山根社長は1974年、尾道市生まれ。古着販売業などを手掛けたあと、飲食業にも乗り出しました。居酒屋を中心に、カフェ、プリン販売店、ゲストハウスなどを展開しています。

 

 まちづくりの観点から、「経済と文化のバランスを取ることが大事」との考えを示し、伝統ある建物を生かした事業展開を紹介。今後は海外に目を向けることの重要性を指摘し「尾道も函館と同様、観光地としては重要なポジション。尾道をとっかかりに瀬戸内を世界に発信することが必要」と力を込めました。

 

 講演に先立ち、臨時総会を開いて2023年度の支部役員を選出。嘉堂聖也支部長(カドウフーズ)と、三浦新介(ホテルテトラ)、堀抜まり子(ガーディアン美警)、辰己博康(辰己商事)の3副支部長が留任しました。