社員と共に経営指針作り/札幌支部経営指針実践セミナー
2023年02月15日
風通しの良い社風は理念の浸透から
札幌支部経営指針委員会は1月20日、経営指針実践セミナーを46名の参加で開催。テンズホームの角航兵社長(札幌支部)が「社員と共に進める理念を実現する会社づくり」をテーマに自社の実践を報告しました。
角社長は2017年に独立創業。社員が生き生きと働くためには現場判断するときの指針が必要だと考え、翌年同友会に入会し、経営指針研究会を受講します。最も大事だと考える「経営者の想い」の浸透を目指し、社員を巻き込んで経営指針作りに取り組みました。研究会修了後は経営指針実践ゼミで理念の浸透に試行錯誤し、社内会議や入社面接では創業のストーリーや理念を語るまでになりました。その結果、理念に賛同する社員が加わり、創業当時2名だった社員は11名になりました。
角社長の報告後には、入社1年ほどの社員2名を交えてパネルディスカッションを行い、同社の取り組みを深掘りしました。「人柄重視の評価」や「風通しのよさ」など同社の魅力が語られ、役員が意識的に社風づくりに取り組むことの重要性を再確認する機会になりました。
最後に角社長は、「創業間もない時に経営指針作りに取り組めたことが良かった。悩みがあったらまず行動することが大事」と締めくくりました。