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経営指針は会社の羅針盤/南空知支部

2022年11月15日

植田社長の実践報告から学んだ

 

 南空知支部は、927日に支部例会を開催。「想いを合わせて今日を乗り越え、明日を目指す」と題して、りんゆう観光の植田拓史社長(札幌支部)が報告し、20名が参加しました。

 

 植田社長は2015年に札幌支部の第13期経営指針研究会に参加し、経営指針を成文化。翌年に代表取締役に就任しますが、「社長の仕事ってなんだろう」「どうしたら社員に信頼してもらえるだろう」と悩む日々を過ごします。気候変動やコロナ禍など外部環境も激変する中で、経営指針の意義を痛感させられます。

 

 コロナ禍で仕事が減少した時に社員の生活を守ることを第一に考えましたが、お客さんが来ない日々が続きます。雇用調整助成金を受給して休業する選択肢もありましたが、「人生のよろこびをひろげます」という経営理念に立ち返り、自社で新しい仕事づくりを始めることを決断します。

 

 そのような中で、社員自らが考え、オンラインショップなど新しい仕事を提案し実現した事例に触れ、「経営理念の浸透が社員の自主性と成長につながり、会社を発展させることが出来た。経営指針は激動の時代を乗り越えていくための重要なツール」と訴え、経営理念を旗印にした全社一丸体制の重要性を強調し、報告を締めくくりました。