産業振興へ取組共有 札幌支部政策委と市が懇談会
2022年10月15日
札幌支部政策委員会は9月6日、市中小企業振興条例を軸に産業振興と街づくりを考えようと、札幌市との懇談会を開催しました。札幌市経済観光局とまちづくり政策局の部・課長9名と、政策委員ら14名が参加しました。
まちづくり政策局の中本和弥企画課長が「第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン」について、さらに経済観光局の守屋光経済企画課長が「第2次札幌市産業振興ビジョン」について説明しました。
参加者は①観光、食、ものづくり、クリエイティブ②IT、健康福祉・医療、スタートアップ推進、立地促進、流通③商業・経営支援、人材確保④まちづくりの4グループに分かれ、産業振興と企業・行政の取り組みについて意見交換しました。
各グループからは「人口減少社会への対応策として、DXに取り組む必要がある」「人材流出を防ぐために、企業誘致と起業推進が重要」「国際都市として発展するためには、英語力向上が不可欠」という指摘がありました。
さらに「政令指定都市の中で、市民所得が低位。雇用の担い手である中小企業がもっと頑張らなければ」「これらのビジョンを市民に浸透させる工夫を」「今日得られた情報・意見を今後の連携に活かしたい」との意見・提案も寄せられました。