011-702-3411

営業時間:月~金 9:00~18:00

同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

「経営者という生き方」考える/札幌支部後継者部会

2022年10月15日

 

参加者へ語りかける安井氏

 札幌支部後継者ゼミナール起望峰は826日、「中小企業の経営者という生き方」をテーマに8月例会を開催しました。オンライン併用で札幌・南空知両支部から後継者会員11名が参加し、ライナーネットワーク安井清吉会長(道北あさひかわ支部)の実践報告に学びました。

 

 安井氏は冒頭、父である先代の安井一雄氏が異業種参入したライナーへ1984年に入社した後の、「苦難の2年間」について語りました。父と二人で「なりふり構わない泥水戦」を生き抜いて損益分岐点売上を達成し、「他人にはできない貴重な経験ができた」と振り返りました。

 

 

 続く10年間は、同友会でじっくりと経営の基礎を学び、社員をパートナーと捉え、自社の目指す方向性と課題を正直に伝えて共有するオープン経営に徹したと説明。その後は、大卒採用が転機となった成長の10年、さらに成熟と人材育成に取り組んだ10年を経て、年輪のように着実に事業を発展させてきました。現在は2020年にご子息への伴走型事業承継を開始し、自身はくらしの新聞社(札幌支部)の代表に就任。「今は模索の10年の最中」と、事業承継ならびにM&Aの経緯を率直に述べました。

 

 更に安井氏は、参加者へ「経営指針書に基づいた経営になっているか」「損益計算書を毎月把握しているか」を問い掛け、参加者の悩みを全員で深め合いました。

 

 最後に安井氏は、「後継者と先代の違いや差を分析しても始まらない。引き継ぐべきは会社でなく経営者としての生き方だ」と提起。参加者へエールを送りました。