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北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会に参加して

2022年10月15日

他県の事例が大きな収穫に
とかち支部 支部長 高原 淳 (クナウパブリッシング代表取締役社長

 

 今回、「北海道東北ブロック支部長地区会長交流会」(912日、仙台市)に初参加しました。3名の事例報告は大変刺激的なものでした。

 

 年間1000社もの未会員訪問をする北海道の曽根一代表理事からは、「入会しなくても、同友会理念を伝えることに意義がある」という話。青森同友会の阿保貢青森支部長の報告では「参加率の低い会員や新会員に自社PRをしてもらう」といい、会の活性化を図っているとのことでした。

 

 2日目の宮城同友会南三陸支部会員の後藤清広氏(後藤海産代表)の報告は傾聴に値するものでした。震災で流されたカキいかだを再建するにあたり、利害が鋭く対立する中、相手の話を丹念に聴きながら、合意にまで導いていく。

 

 私はリーダーシップの話として聴いていました。ポイントは「誰の意見も間違いではない。否定せず、説得しようとしない」こと。話を聴きながらも自らの信念を曲げない、軸を動かさない。シンプルではあるものの、日頃から実践できている人は少ないのではないでしょうか。

 

 グループ討論では、他県の事例を知ったことが大きな収穫でした。東北では人数の少ない支部があり、「Zoomで全国の同友会の仲間からヒントを得たい」という話もありました。