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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

地域に根差した経営学ぶ/南空知支部

2022年09月15日

70名を超える参加者が実践報告から学びました

 

 南空知支部は、714日に7月例会を開催しました。「地産地消地人のパン作りで、十勝の魅力を伝え、十勝の未来を創る 満寿屋商店の挑戦」をテーマに、満寿屋商店(帯広)の杉山雅則社長(とかち支部)が報告し、72名が参加しました。

 

 同社では「パン作りを通じて十勝の魅力を伝え、十勝の未来を創りたい」との想いから、十勝産小麦100%にこだわったパンを製造・販売しています。杉山社長は「パンの仕事は小さな幸せを毎日多くの人に提供すること。それは地域資源の地域循環であり、地域の人材を育成すること」と説明。自社が本物の地域ブランドになることで、地産地消の小麦文化を醸成することができ、持続可能な企業づくり・地域づくりにつながると訴えました。

 

 また、「2030年に十勝がパン王国になる」というビジョンを自社の幅広い年齢層の社員と共有するために、自作のイラストを活用している事例などを交えながら、ビジョンに根差した企業づくりの重要性を強調しました。

 

 同支部では、8月下旬に同社の「麦音」など地域資源を活かした事業経営の現場を見学する移動例会を開催し、支部エリアにおける「地域資源の活用」ならびに「持続可能な中小企業や地域づくり」への理解を深めました。