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同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

北海道同友会第54回定時総会 共に激変を乗り越えよう

2022年07月15日

開会挨拶をする藤井幸一代表理事

 

先人が築いた礎を発展 持続可能な地域づくりへ

 

 北海道同友会は66日、第54回定時総会を全道12会場を結んで開催しました。当日は委任状を含めて277名の代議員が出席。激変を乗り越える同友会づくり、企業づくりへの一歩を踏み出しました。

 

 藤井幸一代表理事が「厳しい経営環境のもと、昨年度の退会数は30年ぶりの少なさだった。期待に応え、活動方針案を豊かにする旺盛な議論を」と開会挨拶。物故会員に黙祷後、レイジックスの敬禮匡社長を議長に選出し、議事に移りました。

 

 曽根一代表理事が、コロナ禍に負けずに全道で多面的に展開された2021年度の活動をスライドを使って報告し、曽我部元親財務・法人運営委員長が21年度決算を報告。また、髙野一夫監事が会計監査報告し、「本部財政の強化が必要」との付帯意見が表明されました。22年度理事選任について渋谷光敏役員選考委員長が提案し、いずれも承認されました。

 

 休憩時に第1回理事会が開催され、正副代表理事をはじめとする役員を互選し、休憩後総会へ報告しました。

 

 後半の議事では、藤井代表理事が22年度活動方針案を提案。「人を生かす経営」で、新しい仕事づくり・社内体制づくりで企業体質を強化し、産学官金連携で持続可能な地域づくり・経営環境づくりを進め、③25年度6000名会員回復を目指し、あてにされる同友会づくりが提案されました。

 

 続いて全道10支部長が支部の活動方針を発表し、提案内容が肉付けされていきます。札幌支部からは、1078日の札幌道研のPRがありました。22年度活動方針は、予算案と共に承認されました。

 

 新役員を代表して、池川和人代表理事が「持続可能な地域づくりの主役として中小企業を捉えなおし、先人が築いた礎をさらに発展させよう」と挨拶し、閉会しました。