011-702-3411

営業時間:月~金 9:00~18:00

同友会は、中小企業の繁栄と、そこで働く全ての人の幸せを願い、地域社会の発展のために活動しています。

同友会大学同窓会が総会と研修会 限りない成長、発展へ

2022年06月15日

卒業生が実践報告しました

 

 同友会大学同窓会は425日、2022年度総会&研修会を札幌市内で開き、来場とオンラインで25名が参加しました。

 

 第1部総会では、卒業生と会員企業の限りない成長と発展を支えるために、求められる組織や活動の検討を始めることを盛り込んだ総会議案が承認されました。

 

 第2部研修会では、卒業生3名が実践報告しました。「強靭(レジリエント)な地域社会づくりに向けて」をテーマに報告したのは、浅川通信の飯田康弘取締役ジェネラルマネージャー(68期卒)。SDGsを軸に、経営理念に立ち返り自然災害への対応と自社の社会的役割を洗い直しました。浮き彫りとなったのは災害に強い企業体質づくりの重要性と、地域づくりに果たす自社の役割の大きさ。その実践的課題を語りました。

 

 続いて北海道技術コンサルタントの谷本英徳総務部部長(68期卒)が「10年後を見据えた経営指針づくり」をテーマに報告。同社では幹部社員たちが中心となり、社内アンケートをもとに自社を分析しました。そして事業の発展と社員の成長を車の両輪とする将来像を明確にした経営理念を、初めて成文化。中期ビジョンも明確にして、会社の新たな一歩を踏み出すことが出来ました。

 

 最後に、共通運送の長谷川竜一営業2部次長(69期卒)が「物流業界の今後」をテーマに報告。規制緩和による競争激化に加え、業界が直面している人手不足、燃料費高騰、2024年問題(時間外労働の上限規制)の深刻さを提起。事態を克服するための労働環境改善、物流DX推進、共同配送の推進など業界としての取り組みと、行政の燃料高騰対策強化の重要性を指摘しました。