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地域の特色ある経営報告 道北300㎞を結びオンライン合同例会/道北あさひかわ支部

2022年05月15日

新しいビジネスも生まれました

 

 宗谷・富良野両地区会は34日、オンラインで合同例会を行い、計3名の報告者が地域の特色を生かした経営実践を報告し、20名が参加しました。

 

 宗谷の巽冷凍食品小山内賢一社長とオホーツク海陸食品梁田徳雄社長は、全国、海外へ展開している猿払村のホタテブランド「巽ブランド」を紹介。20年程前から水揚げ量が増えたホタテを最大限活用したいと、本来廃棄物になる貝殻を農業用資材等として販売する取り組みを紹介しました。近年はコロナ禍により人材不足が加速していると、今後の課題も共有しました。

 

 富良野のドルクスフードプランニング斎藤雄一代表は「挑戦し続ける企業を目指す」を主題に報告しました。現在飲食店6店舗を経営していますが、飲食だけでは生き残れないと、製造業許可の取得、ECサイト立ち上げなど、各店舗で営業形態を工夫していることを説明。今後も店舗を増やす傍ら、ウクライナ支援を行う決意も表明しました。

 

 報告後の情報交換会では、富良野地区会員から「ホタテを仕入れたい」とビジネスを持ちかける場面も。主催の宗谷地区会久手剛会長は「オンラインを活用すれば色んな人と繋がり新しいビジネスも生まれる。今後は全国とも繋げたい」と意欲を示しました。