家ねっと設立10周年 納得の家づくりへ橋渡し
2022年05月15日
札幌支部女性経営者部会から誕生したLLP「家(うち)ねっと」が4月に10周年を迎えました。その歩みと事業連携の可能性を中野むつみ代表(T・T―Mゆい代表)に聞きました。
―活動の中心のエスコートランナー制度とは何ですか。
施主と建築会社の打ち合わせに同席し、納得できる家づくりを支援する橋渡し役を担います。制度を利用した方の紹介等で年に1~2件の物件に携わっています。
―設立のきっかけは。
安心な家づくりを使命にした女性のネットワーク事業の立ち上げを決意した私が、部会のメンバーに声を掛けたのです。その思いに10名の会員が共鳴してくれました。
―スタート時から大事にしていることはありますか。
月に1度の会議を欠かさず、会議の中では学ぶ姿勢を大切にしてきました。最初は互いの生き方から学び、尊重し合う関係を醸成しました。進捗中の物件は情報共有し、学びを皆で共有しています。
―最後に、事業連携を続けるポイントは何でしょうか。
会員同士だからこそ、目的を共有し学び合う組織が出来たと思います。各々に仕事の基盤があり、「家ねっと」での経験を自社に持ち帰り成長に繋げています。同友会は事業連携の宝箱です。