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宮城県同友会青葉支部長 中鉢氏が講演

2022年04月15日

実践報告する中鉢氏

 

社会性、人間性伴う経営を

 

 函館支部は315日、宮城県同友会青葉支部と合同で3月例会を開催。宮城からの46名を含む144名が、会場とオンラインのハイブリッドで参加しました。

 

 第1部は、IOSの中鉢貴省社長(宮城県同友会青葉支部長)が実践報告しました。宿泊施設向けウェブサイト制作・コンサルティング事業などを行う同社。創業後の経営はメーカー依存で付加価値はゼロ、先行きも不透明でした。そこで中鉢氏は、経営を学び直そうと「経営指針を創る会」を受講して、理念や指針書を作成し、経営資源(人・物・金・情報)を改善。以来、経営指針書は社員と共に毎年更新していると言います。

 

 市場は常に変化し、永遠に潤う市場は存在しないと、新たな事業展開を常に考えている中鉢氏。「以前はいつ会社がなくなっても仕方がないと思っていたが、今は『残っていいよ』と言われる会社にしたい。そのためには人間性、社会性が伴う理念経営の実践が大事」と想いを語りました。

 

 第2部は、第13期経営指針研究生の報告会。10名の研究生が、理念に込めた想いとビジョンを発表しました。「あなたの会社の夢は何ですか?」をテーマにグループ討論し、夢を叶えるための経営指針の必要性と実践に向けて、支部を越えて学びを深めました。