年末賞与の調査結果まとまる 21年夏期賞与、暖房手当も調査
2022年01月15日
北海道同友会が会員企業5701社(9月末時点)を対象に実施した「年末賞与の腹づもり、夏期賞与の実績、暖房手当に関するアンケート」がまとまりました。この調査は11月6日までに回答のあった797社分についてまとめたものです。回答企業の平均資本金は3248万円、平均従業員数は35・8名です。
年末賞与の支給を予定している企業は回答数の69・1%で支給予定額は全道平均で40万4830円となり、前年度比▲1・9%となりました。札幌地域は▲2・38%となった一方、札幌以外は0・84%の微増になりました(表1)。
業種別では『流通・商業』、『サービス業』が前年度対比マイナスになっています。金額は『建設関連業』『流通・商業』『その他』が40万円を超えました(表2)。
夏期賞与は回答企業の71・9%が支給しました。支給額は全道平均で29万589円、1・29%の増となりました。業種別では、『建設関連業』『製造業』が昨年度より増加しています(表3)。
パートタイマーの年末賞与は回答企業の26・9%が支給を予定しています。平均額は前年比2・29%アップの7万1017円となっています(表4)。
暖房手当は、回答企業の56・1%が支給無しと答えています。支給額は全道の世帯主で、10万9619円(4・30%)、準世帯主で6万8235円(4・09%)、独身者で5万3427円(4・42%)と灯油価格の高騰もあり、全ての業種でプラスとなりました(表5)。